ひと安心なのかな?
更新日:2020年9月30日
6月13日から群馬県の 社会経済活動再開のガイドラインに則って 新型コロナウィルス感染警戒度が「1」に修正されました。ほぼ通常の生活が可能になりましたが、東京都の状況を考えれば、やや時期尚早の感は否めません。とは言え、必要以上の対策は逆効果になる可能性もあります。警戒レベル1を踏まえて私なりの感染防止対策を提案致します。
1)感染は飛沫を介して起こります。その量は一滴の半分くらいです。この中に含まれるウィルスが体内に入ると感染します。言い換えれば、感染者との会話や接触を通して累計でこの量が回避できれば感染しません。予防方法はソーシャルディスタンスかマスクの着用になりますが、両方を同時におこなう必要は無いと考えます。お互いが両手を広げてぶつからない距離が保てればマスクは不要ですし、マスクをしてある程度の飛沫が防御できれば、近くでの日常会話も問題ありません。あれもこれもと全ての対策を同時に実行するのはレベル4の時です。確かに安全性は高まるでしょうが、長く続ける習慣と考えれば負担が大きすぎます。根絶されない限り、インフルエンザの様に毎年やってくる禍です。無理の無い方法で付き合いましょう。
2)手洗い、うがいの習慣。これは簡単に実行できます。アルコール手指消毒が主流ですが、これは手が荒れますし、アレルギー反応を起こす場合もありますので強制はしない方が良いです。手で頻繁に口や目を触る癖が無ければ、手指から感染する可能性は低いです。新鮮な感染者の飛沫が手に付いてしまったまま、それを口に入れる様な事があれば怖いですが。こまめな手洗いを何か公共のものを触ったその都度、実行してください。15秒程度の流水洗いだけでも十分だそうです。手洗いの習慣は大切です。
また、うがいは感染対策としては効果が薄いです。体内に入った新型コロナウィルスは20分程で細胞内に侵入してしまうらしいので、相当頻繁にうがいをしないと予防にはなりません。人混みから帰った時の習慣として、今まで通りの感じで良いと思います。唾を飲み込めば胃液で死ぬと言う噂もありますが、コロナは咽の奥で感染しますから胃に届く前に感染しちゃいます。
3)一番感染しやすいのは、飲食を近い距離でおこない、大きな声で笑って話をすることです。つまり、感染者の唾や飛沫を吸い込まないことが重要です。3密での宴会や食事会を控えるだけで、感染リスクは大幅に減ると考えます。もちろん、感染していない人が何人集まって大騒ぎをしても問題は無い筈ですが、誰が感染者か判りませんからね。
医療福祉関係者の看護や介護は大変なリスクですが、これらは一般の範疇ではありませんので同じ様に考える必要は無いでしょう。
私の個人的な意見なので必ずしも正しい事を言っている訳ではありません。ただ、行政や学校、マスコミなどの広報を鵜呑みにせず、自分に合った方法を見つけて実践してください。名和子育会では、個人の考えを尊重します。マスクをしていないからと言って非難することはありません。
もちろん、行事開催においては事前に十分な感染予防対策を取って参ります。