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コロナについて思うこと Part1

更新日:2020年11月19日

最初にお断りしておきますが、この文章は私個人の心の声です。

育成会全体の総意ではございません。

正しい資料を参照していますが、同じ資料でも正反対の結論を導く方もいらっしゃいます。

ご自分で考えるための参考意見としていただければ幸いです。



9月末現在、新型コロナウィルスに感染したとされる群馬県民は700名です。

累計検査数が20,000件。陽性率は3.5%になります。

群馬県の人口は200万人、この割合だと70,000人が既に感染しています。

伊勢崎市の人口は20万人、感染者は7,000人です。凄くないですか?


凄くないです(笑)。これは、医師が必要と認めた感染症状が出ている人、

もしくは陽性者の濃厚接触者を厳選して調べた感染率です。

それでも3.5%しか陽性と判定されていません。


新型コロナウィルスの存在判定にはRT-PCR法という遺伝子増幅検査をします。

ウィルスは小さすぎて目に見えないし、検体中の遺伝子量では少なすぎて検出できません。

PCR検査ではウィルスの核に有る1本のリボ核酸をDNAに転写しそれを元に倍々方式でそれを複製し検出できるレベルまで増やします。

ウィルスは塩基が1本なので自分では増殖出来ません。(つまり生き物では無い)

そこで、人工的に作ったDNA断片と絡ませて2倍、4倍、8倍・・・と30~40回コピーします。

しかし40回も繰り返せば、たまたま付いた1個、2個のウィルスでも陽性と判定されてしまいます。

この辺の基準が国際的に曖昧なので、国ごとの陽性者数が単純に比べられない問題が生じています。

(そもそも、この人工断片が正しいウィルスを模した物なのかどうかの疑念もあります)


閑話休題。 さてPCR検査は、どのくらいの精度で判定出来ているのでしょうか?

一般的に感染者を正しく陽性と判断する感度は60%~80%と言われます。

巾がありすぎですが症状が出て直ぐに測ると60%程度、発症3日目だと最大の80%です。

中間を取って感度70%と仮定すれば、群馬の例だと陽性700人中、真陽性者が500人で、

本当は陰性なのに陽性と判定された人が200人居ると言うことです。

次に、陰性の人が正しく陰性と判定される特異度ですが、この数値を上げないと擬陽性が多く出てしまいますので

ぎりぎりまで精度を高めているようです。ただ、特異度を上げるとトレードオフの関係で感度が下がってしまいます。

仮に特異度を99.5%とすると陰性だった19,300人中の99.5% 19,200人が正しく陰性で、残りの100人は陽性なのに陰性と判断された人です。


「ふぅーん。。」と言う感じですか? 私も ふぅーん。。です(笑)



擬陰性の200人は、何でも無いのに陽性者として2週間隔離させられ世間からバッシングを受けています。

擬陽性の100人は、陰性だった!と喜んでウィルスを撒き散らかしながら普通に生活しています。


病気の診断方法としては、ちょっと間違いが多すぎる気がしませんか?間違えられた時のリスクが大きすぎます。出来れば受けたくない検査ですよね。

「心配だから国民全員にPCR検査を受けさせろ!」と声を上げてる人がいますが、私は遠慮します。

つづく

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